@article{oai:aue.repo.nii.ac.jp:00001050, author = {加藤, 祥子}, journal = {愛知教育大学研究報告. 芸術・保健体育・家政・技術科学}, month = {Feb}, note = {text, 今回の実験で従来型として用いた文化式は,胴部原型の製図に必要な計測項目が胸囲と背丈の2項目のみであり,広く用いられている。しかしその他の製図上重要な項目については,胸囲からの割り出し寸法を用いるため,出現頻度の高いA体型には比較的適合するもののB体型,C体型においては適合性が低い。そこで,改良型を体型にかかわらず適合性が高く,計測箇所が少なく,簡単に製図できるように考えた。判定により得られた結果は,従来型に比べ改良型を適合していると評価する割合が高かった。特に,B体型,C体型において高く,5項目の計測値を用いた改良型は,身体及び動作適合性を高めるために意義があったと思われる。実験の主な結果は以下のようである。1)背肩幅の計測値を用いることで肩腕部の身体及び動作適合性を高めることができた。2)正面,背面については,胸幅,背幅の計測値を取り入れたことにより,外観が良くなった。3)胸幅,背幅の計測値より「袖ぐりの幅」を,定数化した乳下りにより「袖ぐりの深さ」を決めたところ,適当なアームホールが確保され,着心地が良くなった。原型を製図する際には,正確な計測値を得ることが必要である。背肩幅,胸幅,背幅については特に計測誤差が生じやすく,今後計測方法の検討が必要である。また,今回の実験では胸囲から頸付根囲を割り出したが,頸付根囲と胸囲の相関はr=0.46であり高くない。計測を含む一考が必要である。}, pages = {53--58}, title = {肩腕部にフィットする着心地良い原型}, volume = {43}, year = {1994} }