@article{oai:aue.repo.nii.ac.jp:00001784, author = {佐野, 竹彦 and 清水, あけみ}, journal = {愛知教育大学研究報告. 教育科学}, month = {Mar}, note = {text, 動物名を用いたアナロジー推理(A:B::C:_)における個人差と項目差について検討することが目的とされた。21個の哺乳類の動物名を刺激語として19個のアナロジー推理項目が作成され,被験者(大学生)に3個の選択肢への順位づけが求められた。次元非教示条件(72名)には単にアナロジー推理をするようにとの教示が与えられ,次元教示条件(96名)には,どうもうさ,大きさ,俊敏さの3次元を考えてアナロジー推理をするようにと教示された。個人差の検討のために次元非教示条件の被験者には10個の哺乳類の動物名間の類似度評定も求められた。Takane & Young (1977)のALSCALにより,意味空間の各次元に対する重みが被験者毎に求められた。最善回答(理想類推点に最も近い選択肢を順位1とする反応)の多い被験者と少ない被験者との間には意味空間の差異はなかった。最善回答数の個人差はアナロジー推理をする時のストラテジーによることが推測された。次元非教示条件と次元教示条件との間に最善回答者数の差はほとんどなく,最善回答者の少ない項目では理想類推点と各選択肢との距離計算の困難なことが予想された。この距離計算はA,B,C,I(理想類推点)項を4頂点とする平行四辺形の面積が大きくなると困難になる傾向がみられたが,明確なものではなかった。個人差,項目差がSternberg(1977)のクラスター的表現モデルにより,検討される必要のあることが示唆された。}, pages = {217--228}, title = {動物名によるアナロジー推理}, volume = {29}, year = {1980} }