@article{oai:aue.repo.nii.ac.jp:00001864, author = {磯部, 征尊}, journal = {愛知教育大学教育創造開発機構紀要}, month = {Mar}, note = {text, 本研究では、小学校段階における「技術デザインプロセス(創成)力」の「設計する力(設計力)」と「製作・制作・育成し、工夫・改善する力(工夫・改善力)」に着目したルーブリックをデザインすることで、小・中学校を一貫した技術内容スタンダードの基礎知見を得ることを研究目的とする。主たる研究は、新潟市立K小学校第2学年3クラス(計69名)の図画工作科の時間〔題材名:光の贈り物(計5時間)〕を研究対象に、平成23年9~10月を中心に教育実践研究を行う。その際、新潟県三条市立長沢小学校・同市立荒沢小学校・同市立下田中学校の先行研究を基に、「設計力」と「工夫・改善力」の各ルーブリックを作成する。実践後、モデレーションの手法を用いて、各ルーブリックをデザインすると共に、「設計力」と「工夫・改善力」を育成するための要件を検討する。 その結果は、以下の2点に集約される。(1)学習者の「設計力」を高めるためには、カッター等の道具の事前指導を十分に行うと共に、技能を高めた上で、アイデアスケッチ、及び実際の製作に取り組ませることが、学習者の豊かな発想や構想を高める上で重要であることが分かった。(2)学習者の「工夫・改善力」を高めるためには、製作後にお互いの作品を見せ合ったり、話し合ったりする場と、話し合わせるグループ構成を意図的に設定することで、自分の作品を見直す機会につながると共に、結果的に改善する力を向上させることに結び付く可能性が高いことが分かった。}, pages = {29--34}, title = {小学校段階における設計力と工夫・改善力を育成するための基礎的研究}, volume = {5}, year = {2015} }