@article{oai:aue.repo.nii.ac.jp:00001876, author = {石田, 靖彦 and 吉田, 俊和}, journal = {愛知教育大学教育創造開発機構紀要}, month = {Mar}, note = {text, 本研究では、学級内の友人関係が生徒の学習意欲や学習行動に及ぼす影響について、関係の親密さの効果と友人の特徴の効果を区別して検討した。中学1年生80名(男子40名、女子40名)を対象として、(1)学習に対する信念(努力の程度、自分の能力評価、学習への興味・関心、学習の重要度)と授業での取り組み、(2)学級内の友人関係(学級内の交友相手とその相手との関係の親密度)に関する質問紙を10月と翌年2月に実施した。分析の結果、10月の時点で親密な友人をもつ生徒ほど授業への取り組みが積極的で、2月の時点でも学習に対する興味や努力が高く、授業への取り組みも積極的であることが示された。友人の特徴の効果については、相手との関係の親密さによってまったく異なる結果が示された。相手との関係が親密である場合、学習意欲が高く授業に積極的な友人をもつ生徒ほど学習意欲が高く授業に積極的であるのに対し、相手との関係が親密でない場合は、学習意欲が高く授業に積極的な友人をもつ生徒ほど意欲が低く授業に積極的でないことが示された。これらの結果について、自己評価維持という観点からから考察した。}, pages = {133--140}, title = {友人との関係の親密さと友人の特徴が生徒の学習動機づけに及ぼす影響}, volume = {5}, year = {2015} }