@article{oai:aue.repo.nii.ac.jp:00001880, author = {松永, 康史 and 中妻, 雅彦}, journal = {愛知教育大学教育創造開発機構紀要}, month = {Mar}, note = {text, 本稿は、言語感覚を養うことを目的とし実践事例をもとに、「模倣による学習」の在り方を検討したものである。模倣に関する説は諸説あるが、社会一般で広く行われている模倣の法則について考察しているガブリエル・タルドの「模倣」説を用いた。タルドの模倣説では、模倣によって同じ発明が繰り返されるだけでなく、新しい発明もなされることになる。このことは、「模倣による学習」によって、新たな発明や発見(学び)を生み出すという点で、有用であると考えるからである。そこで、特別支援学級2年生2名を対象に「言語感覚を養う」ことを目標とし、詩を教材に単元を構想し、模倣を手がかりに教育方法の開発を試みた。本事例は、対象である2名の実態を考慮し、主に仲間モデリングの形態を中心に考察している。単元を通した実践の結果から、「模倣による学習」の有効性と教師における意図的に模倣場面を仕組む支援の在り方が明らかになった。一方、仲間モデリングの形態における「模倣による学習」では、模倣者と模倣対象者の学びが「互恵的な学び(reciprocal learning)」になりうるか、さらなる検討課題が残った。}, pages = {161--169}, title = {模倣による学習に関する事例研究 ― 言語感覚を養う ―}, volume = {5}, year = {2015} }