@article{oai:aue.repo.nii.ac.jp:00001937, author = {新山王, 政和 and 加藤, 幸子 and 吉松, 頼美 and 太田, 理恵 and 石川, 翼 and 井垣, 智恵}, journal = {愛知教育大学教育創造開発機構紀要}, month = {Mar}, note = {text, 小中学校の音楽科授業は歌唱や合唱等の表現活動が多くを占めている。しかし、他者や自己の演奏上の違いを聴き取れるからこそ演奏表現がより幅広く豊かになり、表現の技術や知識の裏付けがあるからこそ演奏上の変化を聴き取ることができる。現代社会において希薄になった「聴く」ことをコアに据え、表現と鑑賞が一体化した活動によって、音の塊や音の羅列に音楽的意味や価値を自分なりに付加しながら感情や情動を呼び起こす仕組みや仕掛けを思考判断し、それを言語活動によって共有・共通理解へ高める授業を本学附属小中学校と模索している。これまでの鑑賞活動はCD等によるプロ音楽家の演奏を聴取させて感想等を作文させていたが、本報告では学習指導要領が求める音や音楽を形づくる要素へ注目させ、感じ取って聴き取らせたものを意識化させ子ども達自身の演奏へと結び付けたり、自分達の演奏やプロ演奏家の模範演奏と比較することで気づいた演奏上の工夫を自分自身の演奏へ取り入れて活かしたりするような、鑑賞活動と表現活動を一体化した活動を志向している。本報告では、次の2点を共有共通理解として実践協力者に取り組んで頂いた。①音を出すことだけが表現活動ではなく、それ以前の楽譜と向き合う段階から既に表現活動は始まっており、音符の動きから音の動きを想像し、頭の中で響かせた音から音楽表現の変化を感じ取ることも表現活動の一部である。②出した音を聴く行為、頭の中で音を響かせながら楽譜を読み解く行為の全てが鑑賞活動と結び付いている。}, pages = {87--96}, title = {表現と鑑賞を一体化させ音や音楽を聴く力の育成をめざした授業実践-2 ―音楽構成要素を知覚・分析させ表現へ結びつけさせた試み―}, volume = {3}, year = {2013} }