@article{oai:aue.repo.nii.ac.jp:00001955, author = {三上, 真葵 and 中妻, 雅彦}, journal = {愛知教育大学教育創造開発機構紀要}, month = {Mar}, note = {text, 歴史教育者協議会会員で、中学校社会科教師であった安井俊夫は、「スパルタクスの反乱」の一連の授業実践をとおして、生徒が、奴隷たちに共感でき、そのイメージを描くことができるようにするような教材や発問を提示することで、「自分の目」で歴史を学ぶことができ、それは暗記で終わらない「自分の知識」を残すことになると主張した。さらに「スパルタクスの反乱」の実践の反省をふまえ、「福島・喜多方事件」を題材にした授業では、自由民権運動の道を抑圧される者の立場からだけではなく、政府側からも考察できるような教材や発問を考案している。このような安井の主張を基にした実践は非常に意味のあるものとされたが、これらの実践は70年代、80年代に行われたものであり、現代の子どもたちの実態に合わせて改善する必要があるという見方もある。本稿では、安井実践の意義を安井俊夫へのインタビューによって再評価し、現代の子どもの実態にそくした社会科教育のあり方を考察する。}, pages = {37--45}, title = {「共感・共同」論に基づいた授業実践の意義 ―子どもの主体的な追求の条件は何か―}, volume = {2}, year = {2012} }