@article{oai:aue.repo.nii.ac.jp:00001956, author = {中野, 真志 and 柴山, 陽祐}, journal = {愛知教育大学教育創造開発機構紀要}, month = {Mar}, note = {text, 本稿は、スーザン・バウム(Susan Baum)他著『小学校での多重知能』(Multiple intelligences in the elementary classroom)1)における「多重知能理論に基づいた真正の問題の学習」を取り上げ、その方法と教育的意義の検討を踏まえ、現実の社会における問題を探究的・協同的に解決していく学習の過程を明らかにし、そこから日本の総合的な学習の時間を充実・発展させるための示唆を得ることを目的とする。そのために、まず、『小学校での多重知能』で述べられている多重知能理論に基づいた真正の問題の学習の理論的枠組みと学習計画立案の手順について考察する(Ⅱ章)。続いて、そこで紹介されているアメリカのリンカーン小学校における真正の問題の学習の実践事例の概要を述べ、子どもの多重知能に関する長所・才能や教科カリキュラムとの関連を考慮して、真正の問題の学習を組織する具体的な方法について論じる(Ⅲ章)。さらに、今日的な教育課題である「探究的な学習」と「協同的な学習」の2点に焦点を合わせ、多重知能理論の観点から日本の総合的な学習の時間の理論と実践を充実・発展させる可能性を示す(Ⅳ章)。}, pages = {47--56}, title = {多重知能理論に基づいた真正の問題の学習に関する研究 ―総合的な学習の時間への活用を志向して―}, volume = {2}, year = {2012} }