@article{oai:aue.repo.nii.ac.jp:00000200, author = {時, 衛国}, journal = {愛知教育大学研究報告. 人文・社会科学}, month = {Mar}, note = {text, 中日両語の程度副詞は量性の有無により、いずれも量性と制御性を持つものと持たないものに2大別できる。中国語の程度副詞は状態の程度性や量性を修飾する他に、さらに動作の数量・時間をも修飾することができる。量的語句と共起すれば、同一動作に対しても様々な量的修飾を行うことができる。ただ多量を表す程度副詞には制御性が付与されていないことから、体系内の不均衡性が見られる。これに対し、日本語の程度副詞はそのまま状態の程度性や動作の量性などを修飾しうるので、文法上他の量的語句と共起する必要性は持たないという一方、状態を時間的・量的修飾の対象とし得ず、同一動作に対しては、その数量か時間か、どちらか一方だけしか修飾しえないという文法上の制限がある。ただし、これから展開される動作に対しては、多量的にも少量的にも支配可能なので、量的体系の均衡性が保たれている。}, pages = {109--115}, title = {中日両語の程度性と量性の表わし方について}, volume = {57}, year = {2008} }