@article{oai:aue.repo.nii.ac.jp:00002000, author = {蜂須賀, 渉}, journal = {愛知教育大学教育創造開発機構紀要}, month = {Mar}, note = {text, 木下竹次が提唱した「学習は学習者が生活から出発して生活によって生活の向上を図るものである。学習は自己の発展それ自身を目的とする。」(「学習原論」自序)という『学習法』の精神は、『奈良の学習法』として、当時の奈良女子高等師範学校から現在の奈良女子大学附属小学校まで、受け継がれている。筆者は、奈良女子大学文学部附属小学校(文部教官)教諭として、平成7年4月から平成13年3月までの6年間、小学1年から小学6年まで持ち上がって指導した。(1学年2学級:月組・星組)本稿では、『奈良の学習法』の算数・数学的な面として、「問題解決の着手点」と「着想練習のおさえ」をつなぐ具体的な学習展開例を紹介する。私は、子ども自ら「問題解決の着手点」に気づかせることが重要であると考えている。独自学習の進むべき方向に気づかせるのである。そのためには、「本時の学習内容のまとめ」をする「振り返り」とともに、今後、多くの場面で使うことのできる「今後の学習のきっかけ」となる「着想練習のおさえ」を行うことが大切となる。「教材の位置づけ」「子どものとらえ」「教師の出(支援)の在り方」等を通して、この「学習展開」の効果を論じる。}, pages = {145--153}, title = {「問題解決の着手点」と「着想練習のおさえ」をつなぐ算数指導 ―『奈良の学習法』の理念を生かして―}, volume = {1}, year = {2011} }