@article{oai:aue.repo.nii.ac.jp:02000242, author = {西野, 雄一郎}, journal = {愛知教育大学教職キャリアセンター紀要}, month = {Mar}, note = {text, 本稿より2回に渡り、メリアムや彼が実験を指導したミズーリ大学附属初等学校のカリキュラムと社会的効率主義との関係性について明らかにしていく。本稿においては、メリアムが実験を行った時代における社会的効率主義の動向について概観した。本稿で取り上げたその動向は大きく二つに分かれ、その一つ目は主に社会学者のロスの影響を受けた「社会統制」や「社会奉仕」を包括する社会的効率主義の動向であった。二つ目は、テイラーの科学的管理法の教育への援用が特徴的とされる、ボビットらの活動分析を主力とする社会的効率主義の動向であった。前者と後者とでは「社会的効率」(social efficiency)のもつ意味合いが異なり、前者は「社会的に役に立つ(有用)」という意味合いが強く、後者は「社会的能率性」という意味合いが強いように考えられた。また、本稿で紹介される社会的効率主義者は、メリアムの著書『子どもの生活とカリキュラム』で度々参照されている者が多く、メリアムと社会的効率主義者との関係性の強さが示唆された。}, pages = {141--148}, title = {メリアムやミズーリ大学附属初等学校におけるカリキュラム開発と社会的効率主義との関係性①}, volume = {9}, year = {2024} }