@article{oai:aue.repo.nii.ac.jp:02000254, author = {中村, 恵美子 and 小原, 絵里 and 青木, 香保里 and 原田, 悦子}, journal = {愛知教育大学教職キャリアセンター紀要}, month = {Mar}, note = {text, 本稿は、中学校技術・家庭科、家庭分野において消費者教育に重点をおいた実践を報告、考察するものである。家庭分野において、「消費」を取り扱う学習は、時代と共に重要視されるようになってきた。平成29年に告示された学習指導要領では、「C消費生活と環境」「(1)金銭の管理と購入、ア(イ)売買契約の仕組み、消費者被害、選択に必要な情報の収集・整理」が設定された。消費者教育の内容の充実が明記されたことにより、より広範囲の内容が具体的に扱われるようになった。以上のことから、中学校1年生を対象とした授業実践を行い、情報を正しく選択し、自立した消費者としての資質を身につけさせることをねらった。そこで大切なのは「批判的思考力」を育むことであると考えた。ある企業の広告を教材として提示し、その内容について批判的に考えることで、生徒は、自分以外の他者の考えを聞き、多様な視点で意見や考えを吟味・検討しながら、そこに潜む曖昧さに気づいた。さらに、これからの消費生活において、本当に必要な情報を見極める力をもちたい、という意識を高めることができた。2022年4月1日の「成年年齢引き下げ」により、5年後には「成年」となる生徒たちが、責任ある消費者となるための方向性を示す実践となった。}, pages = {117--123}, title = {これからの消費生活を考える中学校技術・家庭科の実践― 批判的思考力を育む授業開発「成年まであと5年」―}, volume = {9}, year = {2024} }