@article{oai:aue.repo.nii.ac.jp:00002106, author = {松本, 昭彦 and 伊藤, 仁香}, journal = {愛知教育大学教育実践総合センター紀要}, month = {Feb}, note = {text, 2005年,韓国における「児童美術研究の集まり」の会員約1,700名を対象にした「美術教育で重点を置くべき能力は何か」というアンケート調査で,「自分の思いを創意的に表現する能力」とする回答が最多を占めた。それには,教育課程(日本では学習指導要領)の美術編教科目標に記された「創意性を啓発し」の一言の影響が色濃く反映されていると思われる。しかし2006年と2007年に慶尚南道の教員たちにキミ子方式の授業を体験してもらったところ,「そっくりに描けて嬉しい」「児童にも味合わせたい」という感想がほとんどであり,「創意的な表現」を求める声は一つもなかった。これは教育課程の目標や抽象表現を尊ぶ世間の風潮とは完全に逆向きの志向と言えるが,わが国同様,競争原理によってさまざまな問題が深刻化する韓国でも,競争的な「創意性」ではなく,共生的な「普遍性」に根ざした美術教育改革が必要であろう。}, pages = {173--180}, title = {キミ子方式と韓国の美術教育事情}, volume = {11}, year = {2008} }