@article{oai:aue.repo.nii.ac.jp:00002139, author = {山本, 憲子 and 都築, 繁幸}, journal = {愛知教育大学教育実践総合センター紀要}, month = {Feb}, note = {text, 特殊学級担任を経験しかことのある教師は,経験のない教師に比べ,座席の決め方,教室掲示,板書などの学習環境を整える際に,発達障害児の特性を考慮し,なるべく刺激の少ない環境づくりをしている傾向がある。学習指導においても視覚的な情報が入りやすいことを考慮して指導している姿も見られる。生活指導については褒めることを重視し,よいこと,悪いことのけじめを「褒める」,「叱る」の二つの行動で示そうとしている傾向が高い。身の回りの整頓については,個別に指導しており,教室から出て行く子については,その子を叱ったり,我慢させるのではなく,職員室や保健室と連携をとっている。保護者に対しては,積極的に問題行動を知らせたり,経験を話すなどして連絡を取り合い,話し合っていこうという姿勢が見られる。そうした対象児の問題行動を校内委員会だけでなく,校長,教頭に相談し,対象児を取り巻く問題を学校といてどうしていくのかを考えていこうとしている。特殊学級を担任したことのある教師は,経験していない教師に比べ,発達障害についての専門的な知識を有しており,発達障害児に対して適切な指導をしていこうとする姿が見える。経験のない教師に比べ,学級経営が充実する,学級集団の質が高まるなどの積極的な考えを学級経営には感じていないが,堅実に学級の中で発達障害児を指導していると考えられる。}, pages = {229--236}, title = {特別支援教育に対する小学校教師の意識に関する一考察(3)}, volume = {10}, year = {2007} }