@article{oai:aue.repo.nii.ac.jp:00002191, author = {大島, 光代 and 都築, 繁幸}, journal = {愛知教育大学教育実践総合センター紀要}, month = {Feb}, note = {text, 音韻が情報として入りにくく定着しにくい聴覚障害幼児への適切な指導方法を確立することは,保護者支援の領域でもあると考え,音韻獲得のためには概念を先に入れていくべきであるというトップダウンの考え方にもとづいて,家庭でも活用できる視覚的な教材を作製した。今回は,聾学校幼稚部に在籍する就学前段階の3歳児2名,5歳児5名に概念を映像や手話でしっかり理解させながら音韻を獲得させるための教材を開発し,その適用を試みた。その結果,A男はビデオ教材で語彙を増やすことができ,2語文も模倣して話す姿が見られるようになった。B男は,少しではあるが語彙の増加が見られ,手話で2語文を話せるようになった。F男,G男,H男,I男には,視覚に訴える教材が,幼児の興味関心を引き,かなりの時間集中させることができた。概ね,トップダウンの考え方が有効であることが立証され,母親に感覚的なずれがあるために子どもへの適格な指導が難しい場合には,家庭の中で言語指導ができるような教材を開発する必要性が示唆された。早期教育の段階では,子どもが無理なく楽しんで行えるような教材が必要であり,遊びを通して言語の力を高めていくものなど,視覚的な遊具について検討を加えることが今後の課題とされた。}, pages = {231--236}, title = {聴覚障害幼児の言語発達支援に対する視覚教材適用の試み}, volume = {8}, year = {2005} }