@article{oai:aue.repo.nii.ac.jp:00002248, author = {廣澤, 愛子}, journal = {愛知教育大学教育実践総合センター紀要}, month = {Mar}, note = {text, 今日, Anorexia nervosa (神経性食欲不振症)に関する研究は,臨床心理学の領域においてのみならず,精神医学や心身医学などの領域においてもさかんに行われている。本論文では, Anorexia nervosa (神経性食欲不振症)の背景要因とその治癒プロセスについて「女性性」の観点から臨床心理学的に考察し, Anorexia nervosa (神経性食欲不振症)においては,元来,源を一にしていた女性性の二つの側面が切り離された状態を呈しており,その両者が新たな形で再び結びつくことが治癒のプロセスとして必要不可欠であると結論づけた。そして,切り離された女性性の二側面が再び結びつく様相について,神話のモチーフを援用し,試論を展開した。また,本論文では, Anorexia nervosa (神経性食欲不振症)が時代の影響を強く受けた疾患であることや女性に多く見られる疾患であることを考慮し,Anorexia nervosa (神経性食欲不振症)の発症とその治癒過程を,現代女性に課せられたイニシエーションとパラレルであると想定し,常に,現代女性のイニシエーションという視点から理解する試みを行った。}, pages = {247--255}, title = {「Anorexia Nervosa」に関する臨床心理学的一考察}, volume = {6}, year = {2003} }