@article{oai:aue.repo.nii.ac.jp:00002254, author = {合屋, 十四秋 and 若林, 美奈}, journal = {愛知教育大学教育実践総合センター紀要}, month = {Mar}, note = {text, 本研究は,全身運動であり基本的な跳躍動作である立幅跳を用いて,主観的強度と跳躍距離の客観的強度の対応性と運動経験,視覚情報の有無による影響を,跳躍の実測距離とForce plateによる地面反力から,出力調整の様相について検討した。被験者は運動群,非運動群それぞれ9名とした。視覚情報の有無の条件は,主観的強度を100%(最大努力),80%,60%,40%,20%の5段階を設定し,ランダムに各3setを行わせた。結果は以下の通りであった。1)主観的強度と客観的強度との間には,運動群,非運動群の双方共に,有意な直線回帰が認められ,客観的強度が主観的強度を上回る度合いは,主観的強度が低くなるにつれて大きくなった。また,標準偏差は,運動群が非運動群より小さく, W.V.I (視覚情報あり)がN.V.I (視覚情報なし)より小さかった。 2)前後方向の力(Fy)のピーク値は,主観的強度が高くなるにつれて,運動群が非運動群より大きくなり, W.V.I がN.V.Iより大きくなった。主観的強度とFy,およびFz(上下方向の力)の客観的強度の間には有意な直線回帰が認められ,主観的強度が高くなるにつれてFyは大きくなった。また,直線回帰y=ax十bの変化係数la値|を調節量として着目すると,FzがFyより大きかった。このことから,跳躍距離の調整は,目標とする強度が高い場合は客観的強度とほぼ一致し,低い場合は主観的に過大評価する傾向がみられ,力発揮の様相は, 上下方向の力成分を主に調整していることが伺われた。}, pages = {47--51}, title = {立幅跳における主観的強度と客観的強度の対応 ―運動経験,視覚情報の有無について―}, volume = {5}, year = {2002} }