@article{oai:aue.repo.nii.ac.jp:00002274, author = {多鹿, 秀継 and 山本, 克仁}, journal = {愛知教育大学教育実践総合センター紀要}, month = {Mar}, note = {text, 本研究の目的は,小学5年生が相互にディスカッションを行って割合文章題を解くことの効果を実験的に吟味することであった。 77名の小学5年生を3群の1つに割り当て,割合文章題からなる練習問題と本テスト問題を解かせた。練習問題は問題の理解過程(質問文と線分図)と解決過程(問題の解決)を見る問題から構成されたものと,問題文のみで構成されたものからなった。ディスカッション群は3ないし4名のグループで構成され,練習問題の理解過程と解決過程を見る問題をディスカッションして解いた。一人解決群は練習問題の理解過程と解決過程を見る問題を一人で解いた。統制群は問題文のみを解いた。練習問題の実施後,本テスト問題を解いた。実験の結果,ディスカッション群と一人解決群の成績が統制群よりもよかった。この結果は,理解過程を見る問題として設定された線分図の作成課題を遂行することが,割合文章題の解決の促進につながることを示すものである。また,本研究結果に基づいて,問題解決に関わるディスカッション教育を実施する場合の視点が議論される。}, pages = {19--26}, title = {ディスカッションによる算数割合文章題解決過程の研究}, volume = {4}, year = {2001} }