@article{oai:aue.repo.nii.ac.jp:00002284, author = {佐藤, 洋一 and 左近, 妙子}, journal = {愛知教育大学教育実践総合センター紀要}, month = {Mar}, note = {text, 新学習指導要領「国語科」に於いて,今回新たに「伝え合う力」の育成という双方向的なコミュニケーション能力の重要性が提示された。これは21世紀の言語教育における基礎基本の一つとして,単に国語科のみの学習内容というより,学校教育全体の基礎・基本としての重要な意味がある。しかし,移行期の現在,「伝え合う力」の授業実践の多くは児童生徒に付けるべき国語科「言語能力」の位置付けや評価観・指導技術や学習段階等が曖昧で混乱している。安易なスピーチや発表・報告・話し合い等は,情報や資料,説明文等を「読むこと」や論理的な報告を「書くこと」といった系統的な言語能力育成を分断したところでの活動のみの学習となっている。本稿は,国語科における緊急の実践課題でありながら混乱の多い「伝え合う力」の育成を中心に「国語科としての言語能力の基礎基本」を生徒全員に身に付けさせ,さらに「正確で個性的な情報理解と発信・評価」の方法の基本的な授業モデルを,実践的に提案することにある。コミュニケーション能力としての「伝え合う力」育成という課題を,「話すこと・聞くこと」と「書くこと」「読むこと」と立体的に関連させながら,段階的な学習過程を構成し,論理的で個性的な「伝え合う力」を育てる。さらにこうした学習の上に,“ジェンダー入門”という形で現代社会における人間らしく個性的な生き方の意味について情報発信の学習を構成したものである。}, pages = {103--111}, title = {「伝え合う力」を育てる発信型の国語科学習 ―”ジェンダー”と自分らしい生き方(中学校3年生における実践)―}, volume = {4}, year = {2001} }