@article{oai:aue.repo.nii.ac.jp:00002301, author = {佐藤, 洋一 and 左近, 妙子}, journal = {愛知教育大学教育実践総合センター紀要}, month = {Mar}, note = {text, 高度情報化社会の現代,マス・メディアによる報道や広告等は私たちの「生な」現実認識や世界認識・人生観さえ大きく左右し,形成する程の圧倒的な影響力をもっている。特に,テレビ・映像等による視覚的な情報が文字言語による情報以上に,私たちの「内部の現実」に浸透してきていることは,ニュース番組による一部の誤った報道問題やオウム真理教事件等の事実の報道経過と私たちの判断の傾向等にもよく表れている。膨大で多様なマス・メディアの渦中にある現代の子どもたちへの生涯にわたる自己学習力の育成を考える時,マス・メディアのメカニズムを正確に知り批判的に情報を理解する方法を指導することは,現代の学校教育に不可欠の指導事項の一つである。また,子どもたちの的確なコミュニケーション能力・情報理解から発信への能力(実践的な活用)を育成するという,国語科言語能力の基礎基本指導の観点からも重要な点である。ところが,このような立場からの“国語科の”メディア・リテラシー教育は,これまでほとんど行われてこなかった。従来行われてきた,広告やTVコマーシャルを活用した実践やニュース番組作り等は,単に身近な題材としてのメディアの収集・発表や話し合いであったり,メディア・リテラシーの今日的な必要性や国語科言語能力の位置づけ等の欠落した番組作りや報告会等になっていたことが問題である。本稿は「国語科におけるメディア・リテラシー教育」実践の一部であり,導入部分として行った中学生へのTVコマーシャルアンケートとその考察,実践への生かし方の観点等を中心に述べるものである。}, pages = {89--97}, title = {国語科における”メディア・リテラシー教育” ―導入としてのテレビコマーシャル・アンケート調査と考察(中学校における実践)―}, volume = {3}, year = {2000} }