@article{oai:aue.repo.nii.ac.jp:00002332, author = {高津, 光信 and 荒川, 直文 and 川上, 昭吾}, journal = {愛知教育大学教育実践総合センター紀要}, month = {Mar}, note = {text, 小学校第4学年の「季節と生き物の移り変わり」の全単元23時間の授業研究を行った。授業を行うに当たり実験クラスを2つ設けた。一つは学校の校地内を自由に探索し見つけた生き物を記録する「場所自由クラス」であり,もう一つは観察場所を限定して観察できる生き物を記録する「場所限定クラス」である。また,両クラスとも「季節アルバム作り」を課題とした。「季節アルバム」の分析結果から,児童は春,夏,秋,冬それぞれの季節を特徴づける植物を採集したり,動物を観察していることが明らかになった。このことから,「季節アルバム作り」を通した本実践の有効性が明らかとなった。さらに両クラスの差を,季節アルバムの内容,事後テスト,アンケートの記述内容の比較をして分析したところ,場所自由クラスの児童は場所限定クラスの児童に比べ様々な自然を体験している一方,場所限定クラスの児童は限られた少ない生き物等を丁寧に観察していた。したがって,授業の目的が自然を直感的に把握させることにあるならば自由な探索活動が望ましいし,深い観察力を求めるならば観察対象を制限する指導をとった方がよいといえる。}, pages = {81--87}, title = {地域の自然を生かした理科授業の実践的研究 ―第4学年「季節と生き物」の単元を通して―}, volume = {1}, year = {1998} }