@article{oai:aue.repo.nii.ac.jp:00002538, author = {松井, 孝彦}, journal = {愛知教育大学教職キャリアセンター紀要}, month = {Mar}, note = {text, 本稿では、教育実習前に、大学でカリキュラム構成や単元構成に関する指導を行っておくことの必要性について、教育現場での勤務経験とデータに基づき論じることを目的とする。筆者はこれまでに50名以上の教育実習生を指導し、実習中に実践的な能力を高めた学生ほど、指導案の「単元の構想」と「単元の評価」を具体的に書くことができるという共通点があることに気付いた。そこで、「単元の構想」と「単元の評価」の作成に関わる方法論を、カリキュラム構成、単元構成に求め、それらを教育実習前に大学で指導することが必要であると考えた。実習前に大学で指導する理由として、(1)学生の現状と課題、(2)現職の教員の現状と課題、以上二つの観点から考察を進めた。そして、大学で指導しておくとよいカリキュラム構成、単元構成に関する方法論として、Backward designを用いるとよいことを結論づけた。また、Backward designは、次期学習指導要領に基づく教育活動において参考にすべき点があるとして、文部科学省の中央教育審議会初等中等教育分科会教育課程部会(第95回)でも取り上げられている。この点も含めて、これからの教育を担う学生に対して、教育実習前に大学でBackward designに関する指導をし、教育実習で学び直しをさせるとよいと考える。}, pages = {51--58}, title = {教育実習前におけるカリキュラム構成や単元構成に関する指導の必要性 ― 中学校英語科を例に ―}, volume = {1}, year = {2016} }