@article{oai:aue.repo.nii.ac.jp:00003092, author = {大矢, 隆二 and 新保, 淳}, journal = {教科開発学論集}, month = {Mar}, note = {text, 本研究は、投運動学習における教師の指導実態の解明を目的とした。小学校教師に対し、質問紙調査を求め量的に分析した。分析は、分析対象者の基本属性に関する項目(単純集計)、投能力指導に関する項目(因子分析)、重要だと思う程度および実施した程度の項目(相関分析)から求めた。その結果、以下のことが明らかになった。⑴対象者の約8 割の教師は、教育学部の出身者で体育を専門としていなかった。⑵男女別による体育指導の自信のない運動領域では、女性教師の「ボール運動系」に対する苦手意識が高いことが明らかになった。⑶年代別による体育指導の自信のない運動領域では、年代が上がるにつれて、「体つくり運動系」「ボール運動系」の2 領域の苦手意識が低下する傾向が見られた。⑷投動作の学習効果を検証することや積極的に他者から知見を得ることなど、児童の課題解決を促進するような指導法を習得することは、教師の実践的指導力を養うために重要と考えられた。⑸投能力の現状や変遷を調べ、そのことについて教師間で情報共有を図ることは、指導の効果を高める有力な手がかりになると推測できた。⑹教師が重要だと認識している活動でも、必ずしも実施している訳ではないことが明らかになった。本研究から、投運動学習の実践的指導力を養うためには、研修会などによる教師間の学び合いや短時間で理解できる投運動学習教材および資料の必要性が示唆された。}, pages = {135--142}, title = {投運動学習における教師の指導実態に関する研究-小学校教師に対する質問紙調査をもとに-}, volume = {4}, year = {2016} }