@article{oai:aue.repo.nii.ac.jp:00003161, author = {大島, 光代 and 都築, 繁幸}, journal = {教科開発学論集}, month = {Mar}, note = {text, 本稿は、聴覚障害幼児の音韻意識の獲得と早期教育におけることばの獲得を促すための言語指導法および保護者支援について概観し、音韻意識の獲得と構文力の教材開発について展望した。音韻意識の発達は、4,5歳までの言語発達を土台として達成されることが示唆され、各言語の固有の音素の体系(音韻)の獲得は、対人的コミュニケーションの要件だけでなく、言語が言語としての全機能を果たすための要件でもあることが示唆された。聴覚に障害があることによって音声言語の習得、言語活動にはさまざまな影響が生じ、失聴の時期、保有する聴力によっても、前言語的コミュニケーション、音声・構音、言語、書きことばのそれぞれのレベルにおいて影響が現れるが、手話導入後の聴覚障害児の音韻意識の獲得の状況や音韻表象形成に関する研究の必要性が述べられた。伝統的に絵を見て文とマッチングさせ、文の構造をイメージし、そのイメージを手がかりにしながら2 語文、3 語文、複合文などを自ら表出させる指導がなされてきたが、今後は、発達障害や軽度の知的障害がある聴覚障害幼児において文の表出を導き出す指導を今後、開発していくことの必要性が述べられた。}, pages = {207--216}, title = {聴覚障害児の音韻獲得と構文力に関する一考察}, volume = {1}, year = {2013} }