@article{oai:aue.repo.nii.ac.jp:00003174, author = {稲葉, みどり}, journal = {教養と教育}, month = {Dec}, note = {text, 本稿では2015年2月に実施した約2週間の短期海外研修プログラムの概要、及び、教育的効果を考察する。このプログラムは、研修生が米国の大学を訪問し、日本紹介のプレゼンテーション、現地学生とのディスカッション、授業見学、現地大学院生との意見交換会、大学の施設見学等を行うことで、情報・思想を発信する力、異文化間コミュニケーション力、英語運用力等の育成を図ると共に、両国の大学生の考え方の違いや米国の大学の授業・大学生活・サークル活動等の様子を知ること等を目的として実施された。事前準備から現地研修、事後研修、省察レポート作成、報告会までの一連の過程をプログラム全体と考え、研修生は教員の指導の下に自律的に準備を進めた。そして、省察レポートの記述を分析した結果、研修生は日本独自の文化を再認識し、聞き手を取り込むプレゼンテーションの重要性を学び、グループ・ディスカッションでは異文化コミュニケーションを体験し、現地の大学の授業の様子や学習姿勢に関する理解を深め、自分から発信すれば聞き手の反応から多くのことを学べること等を学んだことが明らかになった。この短期研修だけで発信力や英語運用力が特段高まったとは言えないが、異文化体験を通じて、海外の文化への興味・関心を高め、コミュニケーションの方法や価値観の相違等に関する様々な気づきを促したという点では成果があったのではないかと考えられる。}, pages = {7--16}, title = {米国短期研修プログラムの教育的効果の考察-現地での活動の省察レポートの分析を通じて-}, volume = {15}, year = {2015} }