@article{oai:aue.repo.nii.ac.jp:00003602, author = {岩満, 賢次}, journal = {障害者教育・福祉学研究}, month = {Mar}, note = {text, 本稿では,利用者の選択や財源のコントロ-ルを強調するパーソナライゼーションに基づく一連の政策が進みつつある英国の介護政策において,利用者に提供される財源の状況を分析しながら,その状況を生み出す地方自治体,企業,ボランタリーセクターといった各アクター間の動向を解明していくことを目的とする。この政策には,選択や財源のコントロールを強調する側面と共に,新自由主義的な市場原理の側面を併せ持った性格がある。パーソナライゼーション政策により介護政策の予算が増加しており,特に知的障害者のようにマーケットが小規模な場合は顕著である。これは,サービス提供において市場原理がうまく働かないことが原因である。その結果,行政のコミッショニング体制やボランタリー部門の権利擁護のあり方の重要性が高まっている。新自由主義的な介護政策の下で選択や財源のコントロールを行うためには,財源の確保が極めて重要となることが示唆された。}, pages = {29--36}, title = {英国介護パーソナライゼーション政策の財政と公私関係 対象者別の財政配分の比較から}, volume = {12}, year = {2016} }