@article{oai:aue.repo.nii.ac.jp:00003603, author = {岩田, 吉生 and 吉川, 智子}, journal = {障害者教育・福祉学研究}, month = {Mar}, note = {text, 本研究では,人工内耳装用児の事例の指導経過を通して,語彙・文法・作文の力を高める指導の検討を行った。対象児は,人工内耳を装用した先天性の聴覚障害児であり,ことばの遅れを主訴としていた。大学にて,6歳8カ月(小学1年1学期)から8歳6カ月(小学3年1学期)の期間,語彙・文法・作文の課題について言語指導を行った。8歳6カ月時の読書力診断検査では3年1学期と学年相当の成績となった。しかし,4つの項目別に評価を見ると,「読字力」は5段階評価で4,「読解・鑑賞力」は5と高い評価であった一方,「文法力」は3,「語彙力」は2であった。聴覚障害児に対しては,日常生活の興味・関心に応じて教材を与え,目的意識を高めて指導を行うことが重要である。今後も,引き続き,本児のことばの指導を重ねる中で,語彙・文法・作文等の総合的なことばの力を高めていくことが必要であると考えた。}, pages = {37--42}, title = {人工内耳装用児の言語指導に関する事例的研究 -語彙・文法・作文の力を高める指導を中心として-}, volume = {12}, year = {2016} }