@article{oai:aue.repo.nii.ac.jp:00003615, author = {小木曽, 誉 and 都築, 繁幸}, journal = {障害者教育・福祉学研究}, month = {Mar}, note = {text, 特別支援教育に関連する研究論文の中から「特別支援教育体制の整備状況」,「教員の意識や態度構造」,「教員の指導・支援の実態と課題」に焦点をあて,インクルーシブ教育システム推進に向けた取組と,個に応じたニーズの把握とニーズに即した支援の提供等を論及した。これまでの実践の積み上げから器としての特別支援教育体制は整備されてきており,質的な充実期・転換期にある。インクルーシブ教育システムの推進のためには一人一人の教員が自らの問題として特別支援教育を捉え,効果的な実践のためには教員が抱える「適切な実態把握(特性理解・アセスメント)」,「個に応じた対応」,「自身の指導への不安」,「自己効力感」に対し,直接的・間接的に支援する体制を深めていくことが重要である。個に応じた合理的な配慮,基礎的環境整備が求められるなか,その基礎となる個別の指導計画,個別の教育支援計画の充実と効果的運用が課題となる。教員が日々の実践のなかで感じている「負担感」や「不安感」や,個別の指導計画,個別の教育支援計画の活用に関する現場の課題や要求を詳細に調査して一つ一つの課題に対して具体的な対応策を提示していくことや,小・中学校で学んだ特別なニーズのある生徒が高等学校に進学し,さらに大学等高等教育に進んでいくことを考えると,高等学校における特別支援教育体制の更なる整備が急務の課題である。}, pages = {155--163}, title = {特別支援教育体制とインクルーシブ教育システムに関する一考察}, volume = {12}, year = {2016} }