@article{oai:aue.repo.nii.ac.jp:00003626, author = {大島, 光代 and 都築, 繁幸}, journal = {障害者教育・福祉学研究}, month = {Mar}, note = {text, 本稿は,2010年から2014年の5年間に日本LD学会において口頭発表されたASD児の読み書きに関連する研究を概観し,その動向を述べた。ASD児の早期発見と早期支援が重要であることに鑑みASD幼児にコミュニケーションの基本である言語そのものを取り上げ,発語・発音から音韻認識の獲得,言語理解,言語表出,語彙の獲得,文で話す,文を理解するという一連の言語指導プログラムを開発していくことの必要性が論じられた。更に,ASD児が,読み・書きに困難を示す場合には,音韻意識獲得のつまずきを考え,音韻意識そのもの及び音韻意識の獲得と読みとの関連を追求していくことが提案された。音韻意識の獲得が,「読み」の力につながっていくことから,ASD幼児に早期の段階で音韻意識の獲得を目指す指導を行い,就学後の「読み・書き」の力につなげることが重要であるとされた。そのためには,視覚的な情報を認知しやすいという特性を活かしたATの教材が,ASD児の特性に適合していると考えられ,今後,ATを活用した音韻指導による言語指導プログラムを開発していくことが課題とされた。}, pages = {45--56}, title = {自閉症スペクトラム児の読み・書きの研究動向に関する一考察}, volume = {11}, year = {2015} }