@article{oai:aue.repo.nii.ac.jp:00003629, author = {山田, 丈美 and 都築, 繁幸}, journal = {障害者教育・福祉学研究}, month = {Mar}, note = {text, 本報告では,合科的指導と生活科や総合的な学習の時間新設との関わり,学校現場における合科的指導の普及のしにくさ等の研究知見を踏まえ,小学校の通常の学級担任の合科的指導に対する意識を検討した。その結果,現在,合科的指導を採用しているのは今回の調査対象の約35%であった。高学年よりも低・中学年,男性より女性,年齢では20代において合科的指導に肯定的傾向が見られた。合科的指導を既に採用している群は,合科的指導の長所をより高く評価し,今後の受け入れも肯定的に捉えていた。非採用・受け入れ消極群の方が学力低下や評価の難しさ,系統的学習の行いにくさなどを感じていた。合科的指導を採用の場合はさらに良さを実感し,非採用の場合は否定的イメージを抱いたままになる傾向がみられた。教科の系統性から離れて合科的指導を行うことにより学力が低下するのではないかとの懸念も示され,高学年に合科的指導を取り入れない要因となっていると推測された。また,校内の協力体制や研修の機会が整えば,児童の興味・関心を引き出し楽しい授業が可能になり,教科横断的な力が身に付くことが示唆された。}, pages = {79--88}, title = {合科的指導に対する小学校の通常の学級担任の意識}, volume = {11}, year = {2015} }