@article{oai:aue.repo.nii.ac.jp:00003645, author = {宮地, 由紀子 and 増田, 樹郎}, journal = {障害者教育・福祉学研究}, month = {Feb}, note = {text, 障がい児の家族は,子どもを育てることの不安に合わせてその障がいゆえの育てにくさが重なり,家族関係の問題が生ずることも少なくないということが指摘されている。親はわが子を障がいのあるなしに関わらず子育てをするのであるが,障がいと告知されることにより障がい福祉の対象となり,通常の子育て支援とは区分されてしまいがちである。それは家族をも障がい児の家族として区分してしまうことになりかねず,地域社会で理解され普通に生活していくことの困難さを示している。また,障がいに対する地域社会の理解も進んだとは言い難い。地域においてニーズや課題を発信することが困難な状況にある障がい児やその家族が,地域住民の一員として参加できる基盤づくりが求められている。行政は積極的に住民ニーズを捉えること,そしてその施策を具現化する地方自治体の計画の策定に当たって,住民が参画できる仕組みを作ることが必要である。障がい児も家族も当たり前に地域で暮らすことができてこそ,地域福祉が推進されたことになるのである。}, pages = {47--54}, title = {障がい児の家族の支援に関する考察Ⅱ ―地方自治体における計画策定の取り組み事例から―}, volume = {10}, year = {2014} }