@article{oai:aue.repo.nii.ac.jp:00000040, author = {時, 衛国}, journal = {愛知教育大学研究報告. 人文・社会科学編}, month = {Mar}, note = {text, 本研究は中国語と日本語における存在表現について、中国語の「着」と日本語の<テイル>を取り上げて比較考察したものである。事象の存在を描写することができるという点では、二語は大体共通しているが、しかし、受動表現にも用いることができるかどうか、また、場所語による制約を受けるかどうかという点では異なっている。「着」は空間範囲を表わす語句に助けを借りて事象の空間的存在を表わすが、存在表現における存在については、空間範囲の設定が前提として必要になり、感覚的、視覚的に存在する事象を表現することができる。<テイル>はそのままでも事象の存在を描写することができるので、空間範囲を表わす語句に依存することはない。また、受動表現においても存在表現の一翼を担う機能が付与されているが、受動表現に用いられるという一方で、動的状態なのか静的状態なのかはっきり規定されにくい一面を持っている。}, pages = {71--79}, title = {「着」と<テイル>の対照研究(五)}, volume = {64}, year = {2015} }