@article{oai:aue.repo.nii.ac.jp:00004131, author = {三谷, 聖也 and 松原, 正明 and 板倉, 憲政 and 三谷, 理絵}, journal = {愛知教育大学教育臨床総合センター紀要}, month = {Jul}, note = {text, 本研究では,インクルーシブ教育の推進を目的に「通常の学級における特別支援教育に関するカリキュラム開発」についての実態調査を行なった。現職の教職員3,062名を対象に教員研修の前後の時間を活用し,大学在学中における特別支援教育に関する履修状況,発達障害のある児童生徒への指導経験や指導への自信の度合い,大学カリキュラムで開講を希望する内容について回答を求めた。その結果,年々履修率は上がっているものの,履修経験が<全くない>と<数時間履修>と回答したものはいまだ全体の74.80%にのぼっていることが示された。発達障害のある児童生徒への指導経験については教員歴10年経験者で63.46%と高い数値を示していたが,経験ありと回答した教員歴10年経験者について自信の度合いを調べたところ<自信あり>と回答したものは26.84%に留まっていた。現職の教職員が大学カリキュラムで開講するとよいと回答した項目は,<通常の学級における発達障害のある児童生徒への理解と対応><通常の学級における発達障害のある児童生徒の事例検討><学級内での問題行動への対応>などであった。これらの結果を踏まえ,インクルーシブ教育の均霑化のためには,教員養成系大学のカリキュラムにおける通常の学級における特別支援教育に関する講義の必修化,視覚教材や体験学習を取り入れた指導法の工夫,そして現職教員研修として指導歴のある教員に対しては「連携のノウハウ」についての実践的研修内容の再充実化が提案された。}, pages = {1--7}, title = {通常の学級における特別支援教育に関するカリキュラム開発の課題と展望― 現職教員への質問紙調査から ―}, volume = {6}, year = {2016} }