@article{oai:aue.repo.nii.ac.jp:00004171, author = {小関, 真実 and 小関, 俊祐}, journal = {愛知教育大学教育臨床総合センター紀要}, month = {Jul}, note = {text, 本研究の目的は,特にSST を支援の選択肢の1つとして想定しつつ,実際にケースを進めていく中で行った2つの事例について紹介し,特に介入方針の立案に係るアセスメントについて整理することで,実際にSSTの有効性が期待できる場合とそうでない場合の判断のポイントについて,検討を行うことであった。2つの事例の共通点は「友だちと上手に遊べない」ことが問題として挙げられ,相談が始まったことである。しかしながら,クライアントや保護者からの聞き取り,および行動観察に基づく行動分析を中心としたアセスメントの結果から,必ずしもSST の実施が主訴の解決に至らず,すでに習得している社会的スキルの程度と,変容可能な要因について明らかにすることで,問題の解決に至ることが可能であることが示された。2つの事例を通して明らかになった, SST 実施の有効性を判断する基準として,対象となる児童生徒がすでに習得している行動レパートリーの程度をアセスメントしつつ,単に「スキルの型を教えるSST 」に限らず,「スキルが機能する文脈を考慮した,相手の適切な反応を引き出すSST 」を実施することが必要であると考えられる。}, pages = {77--83}, title = {子どもに対する社会的スキル訓練の有効性が期待できる条件}, volume = {4}, year = {2014} }