@article{oai:aue.repo.nii.ac.jp:00004203, author = {相馬, 慎吾}, journal = {治療教育学研究}, month = {Feb}, note = {text, 市民病院の臨床心理士からアスペルガー障害の疑いを指摘され,不登校を主訴に来談した小4男児(A君)の事例報告である。筆者はA君が小4(10歳1ヶ月)の6月からプレイセラピーを担当し,現在も継続して週に1回行っている。A君はインテークから積み木を使って大きな安全基地を作り,その後も積み木を使って乗り物や秘密基地などを作っていった。自由で保護されたプレイルームの中で,「積み木制作」を通して何度も「自分くずしと自分つくり」を行いながら心理的な安定を取り戻したA君は,その後,筆者との「戦い遊び」を通して,「自分自身の心との戦い」という内的体験を繰り返し行っていった。これらプレイセラピー全体の経過をいくつかの期に分けて考え,学童期における不登校の心理的支援に焦点をあてて考察をした。また,治療場面で何度か見られた「母親をプレイルームに招き入れる」,「おもちゃの持込・持出」などの制限破りについても考察をした。}, pages = {37--46}, title = {アスペルガー障害の診断を受けた不登校男児におけるプレイセラピーの経過 ―「積み木制作」から「戦い遊び」への変遷を通して―}, volume = {29}, year = {2009} }