@article{oai:aue.repo.nii.ac.jp:00004587, author = {榊原, 洋子 and 鹿島, 聡子 and 河合, 俊夫 and 久永, 直見}, journal = {Iris health}, month = {Dec}, note = {text, ある大学の不要試薬の廃棄処分の過程において、トリクロロエチレン、ギ酸、トルエンの3種類の試薬容器が破損する事故が発生した。その結果、4名の事務職員が試薬のガスあるいは飛沫に曝露され、うち2名が薬傷を負い、他部署から駆けつけて現場の薬液汚染の処理に従事した8名の職員も漏えいした揮発性有機化合物を吸入した。事故直後は、薬傷の原因物質を容器が破裂したトリクロロエチレンと推定したが、薬傷発症の時間経過とその症状、飛沫の汚染範囲、机や椅子等の表面の損傷などを考慮すると、単にトリクロロエチレン起因とはできず、より詳細な事故原因分析が必要と思われた。そこで、試薬成分の長期保管中の変化やトルエンとギ酸が薬傷の発生に寄与した可能性も含めて検討した。本事例の検討を通して大学等の研究室における古い試薬の保管も含めた化学物質管理、ならびに不要試薬廃棄作業に関わる安全衛生管理に関して重要な教訓を得ることができた。}, pages = {17--24}, title = {トリクロロエチレン等の廃試薬移動中に生じた事故の原因分析と今後に活かすべき教訓}, volume = {13}, year = {2014} }