@article{oai:aue.repo.nii.ac.jp:00004613, author = {水野, 昌子 and 福田, 博美}, journal = {Iris health}, month = {Dec}, note = {text, 看護場面においては,セクシュアリティに関する問題を患者や看護師および看護学生が多く抱えており,とくに清潔の援助の1つである陰部洗浄時に顕著に現れる。しかし,テキストの中において,陰部洗浄は,清潔の技術として取り上げられており,患者のセクシュアリティを尊重するといった視点で述べられている箇所はほとんどない。また,陰部洗浄時の学生への指導方法が検討されたものもなかった。本研究では,看護基礎教育課程において陰部洗浄を教授する際にどのように教育が実施されているのかを明らかにした。研究方法は質問紙による郵送調査を全国の日本看護学校協議会に所属する看護師養成所349 校の陰部洗浄の授業担当者1名に行った。その結果,以下の4点が明らかになった。1.陰部洗浄の授業はほとんどが1年前期もしくは後期に設定されており,1年次に計画される基礎看護学実習に陰部洗浄の実施が組み入れられていた。2.女性の陰部洗浄重視の教育が展開されていた。3.校内演習は,ほとんどの学校で実施されていたが,実施していない学校も1割あり,学生の8割は,異性の陰部洗浄の校内演習を行っていなかった。4.陰部洗浄の実施上の留意点は,第1因子「陰部洗浄時の勃起に対しセクシュアリティを封印するコミュニケーションと態度」,第2因子「陰部洗浄によって引き起こされる反応の応用的教育内容」,第3因子「陰部洗浄によって引き起こされる反応の基礎的教育内容」,第4因子「対象の特徴にあわせた陰部洗浄」,第5因子「陰部洗浄におけるインフォームドコンセント」,第6因子「陰部洗浄における陰部の汚れの特徴」の6因子が探索された。}, pages = {33--41}, title = {看護基礎教育における性に関する学習 ―セクシュアリティの視点から陰部洗浄の授業内容を分析する―}, volume = {10}, year = {2011} }