@article{oai:aue.repo.nii.ac.jp:00005864, author = {家崎, 仁成 and 須田, 啓暉 and 古田, 理郁 and 片岡, 佑衣 and 古川, 結喜 and 村松, 愛梨奈 and 寺本, 圭輔}, journal = {愛知教育大学研究報告. 芸術・保健体育・家政・技術科学・創作編}, month = {Mar}, note = {text, 【目的】女性後期高齢者を対象に、介護施設入所高齢者(以下、Nh群)と自宅で生活する在宅高齢者(以下、H群)の生活環境の違いを検討し、生活環境の要因と筋厚および筋輝度との関係性を検討した。【対象と方法】被験者は、Nh群6名とH群8名であった。群間の生活環境の違いは、生活空間の広がり(以下、LSA)と入所日数を用いた。身体特性は、人体計測、身体組成、超音波法による筋厚および筋輝度を測定し、生活環境要因との関係性を明らかにした。【結果】Nh群とH群の間に年齢、介護度、既往歴の数、日常生活自立度(BI)、認知機能評価スケール(MMSE)、LSA、入所日数の全ての項目で有意な差が認められた。特に、LSAにおいて0.1%水準の有意な差が認められた。また、LSAと大腿筋厚との関係性において有意な正の相関が認められた。一方、上腕筋輝度、大腿筋輝度との間、および、入所日数と大腿筋厚との間にそれぞれ有意な負の相関が認められた。【考察】介護施設入所に伴う生活空間の狭小化は、身体活動量を低下させ、大腿筋厚の減少、上腕および大腿の筋輝度を高める可能性を示唆した。入所日数の長さは、骨格筋量の目安になるBEE、大腿および下腿周囲径、大腿筋厚との間に有意な負の相関が認められたことから、入所日数の長さと骨格筋量の減少との間には関係性があるといえる。本研究は、介護施設入所高齢者の筋厚および筋輝度を適切に保つ上で、入所初期段階からの主体的な生活空間の確保や身体活動機会の提供が重要であることを明らかにした。}, pages = {51--55}, title = {後期高齢者の生活環境と筋厚および筋輝度との関係性の検討 ― 介護施設入所高齢者と在宅高齢者の比較から ―}, volume = {66}, year = {2017} }