@article{oai:aue.repo.nii.ac.jp:00006081, author = {稲葉, みどり}, journal = {愛知教育大学教職キャリアセンター紀要}, month = {Mar}, note = {text, 本稿では、春休みを利用したタイへの10日間の海外短期研修プログラムの成果を探る。このプログラムは、前半5日間が探求を主軸としたバンコクでの社会見学研修と異文化体験、後半5日間がチェンライの学術交流協定校での学生と交流を主軸とした研修で構成されている。前半の研修については、稲葉(2016)でプログラムの成果等を考察したので、ここでは、後半の部分で研修生がどのようなことを学んだかを研修記録や省察レポートの記述を基に考察した。その結果、研修を通じて研修生は、1)現地の学生等と多くのコミュニケーションの機会を得たこと、2)最初は不安、戸惑いを感じながらも交流の輪に溶け込んで親睦を深め、感動や喜びを得たこと、3)異文化体験を通じて、様々な発見や驚き等があったこと、4)課題の探求を通じて、文化や習慣に関して様々な知識や情報を得たこと、5)日本や日本語等を積極的に紹介するような発信ができたこと、6)研修を振り返り、達成できなかった課題の理由を考え、準備不足だった点を反省し、今後の研修に対する新たな姿勢を打ち出すことができたこと等が示唆された。よって、研修は一定の成果があったと考えられる。しかし、この1回だけの研修でできる体験は限られており、学びを構築していくためには、さらに研修の機会を設けていく必要である。}, pages = {93--100}, title = {交流を主軸とした海外短期研修での学びを考察する―気づき・発見・驚き・疑問と新たな探求―}, volume = {2}, year = {2017} }