@article{oai:aue.repo.nii.ac.jp:00006084, author = {新山王, 政和 and 蕃, 洋一郎}, journal = {愛知教育大学教職キャリアセンター紀要}, month = {Mar}, note = {text, 今回の文部科学省学習指導要領改訂は、核となる「新たな学びの3観点:何ができるようになるか、何を学ぶか、どのように学ぶか」「新たな学力観(3つの柱):個別の知識・技能、思考・判断・表現力、人間性や学びに向かう力」等が示された後、両者を繋ぐ「見方・考え方」が教科別に示された。その中でも、知識に対する新しい捉え方を示した「更新される知識」という考え方が注目に値しよう。筆者はかねてから「予め集大成された知識をお勉強として学んでいくのではなく、知識は比べたり確かめたり整理したりする思考判断を経てより強固な知識として構造化され、それを活用したり活動へ生かしたりする試行錯誤を通じて自分なりに再構築されていく。そのプロセス全体が知識の更新へと繋がる」ものであると考えている。音楽科では「知っていることと出来ることは違う」、つまり知っているだけでは演奏に繋がっていかない、演奏として音を還元し音楽表現へ結び付けることができて初めて知識が生きてくる、ということが経験的に知られている。その過程では、知識の実体を知り、それを自分なりに整理し、練習を通じて一つ一つ理解し得たことを蓄積していくのだが、これこそ正に「更新される知識」であろう。このように、既に音楽科における活動ではその視点が随所に組み込まれており、その具現化に適しているとも言える。よって本報告では、前半で学習指導要領改訂に関わる資料より「更新される知識」へ至った概要を整理し、後半では本学附属岡崎小学校の蕃洋一郎教諭によって行われた実践へ筆者の持論である「構造化され再構築・更新される知識」を落とし込んでみたい。}, pages = {117--124}, title = {次期学習指導要領の「構造化され再構築・更新される知識」に注目した小学校音楽科の実践的一考察―小学校4年生を対象とした「創作わらべうた」の実践をもとにして―}, volume = {2}, year = {2017} }