@article{oai:aue.repo.nii.ac.jp:00006217, author = {稲葉, みどり}, journal = {愛知教育大学研究報告. 人文・社会科学編}, month = {Mar}, note = {text, 本稿では、英語を母語とする日本語学習者の物語文の分析を通じて、第二言語としての日本語の発達過程の一側面を明らかにすることを目的とする。ここでは、発話数、単語数、形態素数、平均発話長等の観点から、第二言語と第一言語の物語文をCLANを用いて解析した。その結果、両者には幾つかの類似点と相違点が見られた。しかし、これらの数値の変化は言語発達のほんの1つの側面だけしか評価していない。数値が上がれば、必ずしも言語発達が進んだとは言えない。成熟したナラティブにおいては、短い発話もあれば、長い発話もある。また、複雑な構造の発話もあれは、簡単な構造の発話もある。よって、言語発達を捉えるには、述べ語彙、異なり語彙、品詞、形態素の種類や機能、発話の言語構造、発話長等をさらに詳しく分析する必要がある。これらを今後の課題としたい。}, pages = {1--7}, title = {第二言語と第一言語の物語文におけるMLU(平均発話長)の変化}, volume = {66}, year = {2017} }