@article{oai:aue.repo.nii.ac.jp:00006219, author = {稲葉, みどり}, journal = {教養と教育}, month = {Oct}, note = {text, 本研究では、ALC NetAcademy NEXT(アルク)の総合英語トレーニング・初級コースを大学1年生のe-Learningの授業に導入し、受講生がより効果的にプログラムを活用し、主体的に学習に取り組み、能動的に学習活動を進められる方法を模索した。e-Learningは、受講生が漫然とプログラムの指示に沿って練習をしたり、語彙・内容把握のクイズや確認テスト等に解答したり、モデルに倣って発音矯正するだけでは、必ずしも効果的で能動的な学びとは言えないと考える。そこで、本実践では、受講生がプログラムの特徴を把握した上で、自分の英語力の向上のためにどう活用したら良いかを考え、具体的な目標を設定して学習する形態で進めた。受講生は学習にあたって、学習目標、学習ユニット、練習方法、自己評価(目標達成度、成果、感想等)を学習記録に書いた。学習記録の記述から、自分に益のある目標を設定したこと、自分なりの練習法やストラテジーを用いて学習したこと、上達を意識して練習したこと等が明らかになった。これらの結果から、各自が英語の上達のために当該のプログラムをどのように活用したら良いかを考えることにより、意味のある学習を創り出し、主体的、能動的、自律的な学習への取り組みを促したことが示唆された。また、自己の取り組みを診断・評価することで、新たな目標を見出し、更なるチャレンジや学習継続の契機となったことが推察された。さらに、学習記録でセルフモニタリングすることにより、自己の学習に関するメタ認知を促したと考えられる。受講生は自分なりのe-Learningへの効果的なアプローチの方法を見出し、成功、失敗、落胆、達成感等の様々な感情を伴う学習体験をバネにして、主体的・能動的に学習に取り組むことができたのではないかと思う。しかし、本実践では、英語力の上達を測定するには至らず、この点は今後の課題となった。}, pages = {5--15}, title = {英語Active e-Learning の実践-学習へのアプローチの分析-}, volume = {17}, year = {2017} }