@article{oai:aue.repo.nii.ac.jp:00006428, author = {時, 衛国}, issue = {1}, journal = {愛知教育大学研究報告. 人文・社会科学編}, month = {Mar}, note = {text, 本研究は中国語の「着」と日本語の〈テイル〉の用法と文法的機能について対照言語学的に考察したものである。「着」と〈テイル〉は、動的状態と静的状態をいずれも描写することができるという点では大体共通しているが、連用修飾語にも用いられ、否定命題とも共起することができるという点では異なっている。「着」は動詞と共起して連用修飾語としての文法的機能を果たすことができる。動詞の内容によっては、状態の描写にも用いられ、文法上重要な役割を果たしている。又、否定命題とも共起できることから、状態の描写の機能が広く付与されている。しかし、二文字の動詞の意味による制限を受けている。〈テイル〉は動詞と共起して連用修飾語となる機能を付与されていないため、文末にしか来ることができない。しかし、動的状態に対しても、静的状態に対しても、強い描写の機能を果たすことができる。それで、動詞の意味による制限は基本的には持たれていない。ただ文法的機能は否定命題によって制限されている。}, pages = {65--73}, title = {「Ⅴ+着」と〈Ⅴ+テイル〉の対照研究(十)}, volume = {67}, year = {2018} }