@article{oai:aue.repo.nii.ac.jp:00006511, author = {増田, 樹郎}, journal = {障害者教育・福祉学研究}, month = {Mar}, note = {text, 日本における障害者の「意思決定支援」の制度化に際して,ニーズとサービス(支援),意思決定と意思決定支援,意思主体と支援行為,自己責任と支援責任等の関係性が曖昧にされたまま,仕組みづくりだけが先行している。長らく国連・障害者権利条約特別委員会において<代理意思決定>及び<支援を受けた意思決定>の議論を経ているとは言え,日本版「意思決定支援」に関する議論は煮詰まらないままに,成年後見制度を補完するかのように制度化が進む。「権利擁護」「当事者支援」「最善の利益の保証」等という理念だけが先行し,あとはシステムや支援者のありように委ねられている印象も拭えないとすれば,現時点で<意思決定支援>の課題整理をしておくことは必至であろう。「4分割法」は,臨床倫理における分析枠である。ターミナル時における患者の意思決定を検証する手法として一定の評価を得ている。とすれば,障害者が委ねる「意思決定支援」の論点整理に対しても応用できる効果的な視点であろう。}, pages = {1--8}, title = {障害者の「意思決定支援」の臨界をめぐる考察(Ⅰ)~臨床倫理「4分割法」をとおして~}, volume = {14}, year = {2018} }