@article{oai:aue.repo.nii.ac.jp:00006624, author = {浅田, 知恵}, journal = {愛知教育大学教職キャリアセンター紀要}, month = {Mar}, note = {text, 学校における危機管理として,食物アレルギーへの緊急時の対応が必要とされている。万一の事故発生時に対応するためには,すべての教職員が危機管理意識をもち,誰もが迅速かつ的確に対応する体制を整備することが求められている。本稿では,2012年(平成24年)に食物アレルギーによる児童の死亡事故が起きたこと,食物アレルギー・アナフィラキシーをもつ児童生徒が増加していることなど,学校において食物アレルギーに対して緊急時の対応の整備が求められてきた背景や動向を整理した。また,本年度,教員を志望する本学の教職大学院生や養成課程の学生を対象に食物アレルギー対応についての授業を実施し,食物アレルギー事故事例や自己注射薬のデモ器を用いた実習,映像の視聴によるシミュレーションを授業内容として取り組んだ。授業後のレポートには,「食物アレルギー対応について教職に就く前にぜひ学ぶべきである」「できるだけ学ぶべきである」という回答が得られ,食物アレルギー対応についての知識の必要感や,「命に関わる問題」「教師としての責任」などの記述からは危機意識の高まりが感じられた。以上の結果を踏まえ,学生や教職大学院生が学校現場における教育実習などの機会や新規採用直後に食物アレルギーの緊急対応が必要な場面に遭遇し,第一発見者になる可能性があることから,教員養成の段階で食物アレルギーについての知識と緊急時の対応を学修する必要があると考える。}, pages = {59--65}, title = {教員養成の段階における食物アレルギー対応に関する指導の必要性と課題}, volume = {3}, year = {2018} }