@article{oai:aue.repo.nii.ac.jp:00006625, author = {稲葉, みどり}, journal = {愛知教育大学教職キャリアセンター紀要}, month = {Mar}, note = {text, 英語のe-Learningでは,学習者がより効果的にプログラムを活用し,主体的に学習に取り組み,能動的に学習活動を進められるようにすることが重要である。それには,どのような方策が有効かを探るために,筆者は,平成28年度後期に大学1年生を対象として,e-Learningを取り入れた授業を実践した。授業は受講生が自分に合った学習目標を立てて英語e-Learning を行うことを主眼とした。稲葉(2017)では,受講生が当該のe-Learning の授業にどのように取り組んだかについて,受講生の学習記録の分析から明らかにした。そこで,本研究では,当該のe-Learningが英語学習上,受講生にどのような教育的効果をもたらしたかを考察した。そして,学習記録の更なる分析の結果から,以下のような示唆を得た。①自分の英語の弱点を発見し,問題点を明確にする契機となった。②英語の上達に必要な学習内容を洗い出し,具体的に提示することを促した。③自分に適した学習目標・課題を設定する手助けとなった。④目標達成のための学習方略を考える後押しとなった。⑤上達や学習成果を把握・実感するのに役立った。⑥学習意欲を高めることに繋がった。⑦学習記録が省察を深めると機会となった。そして,自己の学びに責任をもって取り組むことが,主体的学習の連鎖を生み出すのではないかという示唆を得た。ただし,これは本実践のみから得られた知見であり,今後さらに実践を積み重ねて検討していく必要がある。}, pages = {67--74}, title = {自己の学びへの責任が主体的学習の連鎖を生み出す―英語Active e-Learning の実践からの示唆―}, volume = {3}, year = {2018} }