@article{oai:aue.repo.nii.ac.jp:00006630, author = {川上, 昭吾}, journal = {愛知教育大学教職キャリアセンター紀要}, month = {Mar}, note = {text, 先行オ一ガナイザを使った有意味受容学習による花のつくりに関する授業を,平成2 6 (2 0 1 4)年10月から平成2 9 (2 0 1 7)年2月まで,愛知県を中心に,福岡県,新潟県,栃木県,東京都で,35校,2,097人の子どもに実施した。この授業を参観しその後の授業研究会に参加した教員は933名であった。平成2 7 (2 0 1 5)年7月以降は,授業を受けた全ての子ども達に「授業の感想」というアンケートを実施したので,その集計結果を報告する。実施した学校・学級は,21の小,中学校で(内中学校は4校),44学級(中学校10学級)であった。授業を受けた子どもの人数は1,169人(中学生292人(カッコ内は内数。以下同)であった。また,授業の後に教員対象の授業研究会を持った。参加した教員は476人(中学校教員は40人)であった。授業を子どもの感想によって評価した。「この授業は勉強になりましたか」の問いに小学生の99%,中学生の97%が「勉強なった」と答えた。「この授業はわかりましたか」では,小学生,中学生とも97%が「わかった」と答えた。「この授業はおもしろかったですか」について,小学生は97%がおもしろかったといい,中学生も95%がおもしろかったと答えている。以上のように,この授業は子ども達から非常に高い評価を得た。有意味受容学習の有効性はこれまで報告してきているが,本実践でもそれが裏付けられた。演繹的な思考を取り入れて,暗記的でなく,有意味に教えていくことで,子どもが「わかった。おもしろい」という授業を実施できる。理科の授業は,発見学習を基にする帰納的な問題解決学習と,有意味受容学習による演繹的な問題解決学習の両々相まって充実する。}, pages = {101--108}, title = {先行オーガナイザを使った理科授業の実践報告}, volume = {3}, year = {2018} }