@article{oai:aue.repo.nii.ac.jp:00006733, author = {岩田, 吉生}, journal = {障害者教育・福祉学研究}, month = {Mar}, note = {text, 近年,通常学校の難聴学級または通級による指導を通したインテグレーション環境で学ぶ聴覚障害児が増加している。昭和40年代頃から始まる補聴器の性能の向上と普及や,早期教育の実施などにより,他の障害に先んじてインテグレーションが進んできた経緯がある。聴覚障害児のインテグレーションに関しては,聴者が圧倒的多数を占める社会に適応する学習の場を提供するものとして理解されているが,難聴児と共に学ぶ聴児にとっても,難聴児者の理解を深める貴重な機会となり,今後の人生にとって貴重な体験学習となる。難聴児のインテグレーションに関しては,様々な教育環境があるが,今回の論文では,主に難聴学級における現状と課題について取り上げ,情報保障と心理支援を中心に検討した。難聴児が難聴学級に在籍する場合は,他の聴覚障害生徒と交流する機会があるかもしれないが,彼らにとってはそれ以上に通常学級,すなわち聴者集団の中で過ごす時間のほうがはるかに長い。そのため,難聴児の学校生活や生活全般における情報保障や心理支援は,豊かな学校生活を送る上で非常に重要であるが課題が山積している。今後も,先駆的な指導を実践している学校の事側を収集し,その理論的背景と教育効果について詳細に分析・構討を深めることが課題とされた。}, pages = {13--18}, title = {難聴学級における現状と課題-情報保障と心理支援を中心に-}, volume = {2}, year = {2006} }