@article{oai:aue.repo.nii.ac.jp:00006737, author = {大島, 光代 and 都築, 繁幸}, journal = {障害者教育・福祉学研究}, month = {Mar}, note = {text, 聾学校における保護者支援の2事側の分析から母子関係が言語発達の基礎になっていること,また子どもを正しく理解しながら向き合う関係を構築するように支援する方向性が有効であることが示された。2事側は,人工内耳装用と補聴器装用の点は異なるが,最早期教育の開始が大幅に遅れ,子どもが集団活動になじめないことや言語発達に遅れが生じていること,聴覚活用の点など類似点が多かった。2名はいずれも,言語を使う必要性を感じず,身振りだけで意思を伝える期間が長かった。また音韻獲得が困難で,視覚優位の記憶が勝つている点で,聴覚口話法だけでは言語発達が難しいことが予想された。母子関係が改善されることで言語学習に意欲を持ち始めた。気持ちが安定し,前向きな姿勢になることで少しずつ言語力に伸びが見られるようになった。しかし,音韻の入りにくさは,それほど改善されてはいなかった。子どもの特性によって,言語発達が遅れている場合は,その子どもに適した指導法,教材を確立し,提示しなければならないことが示された。}, pages = {43--54}, title = {聾学校幼稚部における保護者支援の事例的考察}, volume = {2}, year = {2006} }