@article{oai:aue.repo.nii.ac.jp:00006740, author = {本多, 理絵 and 都築, 繁幸}, journal = {障害者教育・福祉学研究}, month = {Feb}, note = {text, カテゴリー分析において教師の発話では,「指示・要請」が少なかった。このことは,児童に自ら学び,自ら考える児童の主体性をはぐくむことを目的の一つにかかげている総合的な学習の時間の意図に反映しているように見える。また,今回の授業分析では,非難が少なく受容が多いことから,ここでも児童を肯定的にとらえようとする教師の姿勢が示されている。一方,繰り返しに関しては両方の研究で目立って多い。これは,聴覚に障害があるゆえに情報がなかなか入りにくいための配慮と考えられ,これは聾学校の特性といえよう。また,児童の発話分析では,先行研究に比べ,意見発表に際して,初発の意見が多い。これは,教師が児童の意見を大切にし,また共感し,受容する姿勢から得られた結果と考えられる。マトリックス分析では,先行研究に比べて,児童の自発性が高く,受動が少ない。また,教師に関しては,極めてリード性が高い。このことからも,教師のリード性と児童の自発の関連性が指摘できる。以上のことから教師は,児童の発言を大切にし,「生きる力」と考えられる自発性を助長するよう心かけていることから,総合的な学習の時間の特性と見なすことができる。}, pages = {7--13}, title = {聾学校小学部「総合的な学習の時間」における教師一児童間の相互作用の分析}, volume = {3}, year = {2007} }